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永遠の繰り返し

日本には四季があって、それぞれに風物詩がある。田植えが始まり、青稲が育ち、秋には稲穂が収穫されて、やがて食卓に供される。そうしたパターンが遺伝子レベルにまで浸透して、日本人は一時の我が身への執着が薄い。永遠の繰り返しを知っているのだ。

 

写真は、ベランダからの眺め。田植えの準備ができて、田に水が張られている。まもまく、カエルの合唱が始まる。晩夏には赤とんぼが風を切る。