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書棚を眺める

食卓が書棚に面しているので、食事のたびに読んできた本の背表紙が眺められる。「古今和歌集」のとなりに漫画「がきデカ」、そのとなりに写真集「三島由紀夫の家」があったりと、かつての好奇心の足跡がしのばれる。文庫本の背のタイトルが読めないのは老眼のせいである。

 

写真は、捨てようと丸めたメモ用紙。白い机の上で陰影がきれいだったので、スマホで撮影した。昔の白黒映画の美しさを思い出す。